AZUMA MAKOTO × PIERRE HERMÉ PARIS

色鮮やかな花々が彩るピエール・エルメ・パリの2022年ホワイトデーコレクション。
メゾン ピエール・エルメ・パリでは、世界的なフラワーアーティストの東信さんに、当メゾンのためだけのアレンジメントを新たに創作してもらいました。

[ FLOWER POWER ]（花の持つ無限の力）をテーマに、一本一本、気持ちの赴くままに矯（た）め、剪（き）り、毟（むし）り、刻んでから混ぜ込まれた花々は、ホワイトデーコレクションのマカロンフレーバーに呼応しながら、植物の持つ生命力をいっぱいに表現しています。その姿態と色取りは、見る人を虜にせずにはおきません。

東さんのアレンジメントはひどく意外性に満ちながら、決して破綻せず巧みに調和が取れています。それは “パティスリー界のピカソ” の異名をとるピエール・エルメのマカロンにも通じるのです。
創作されたアレンジメントを、それぞれサイズの異なるマカロンの箱に施しました。花々に彩られた箱をそっと開けると、そこには [ FLOWER POWER ] で大いに盛り立てられた愛らしいマカロンが、お行儀よく並んでいます。

このマカロンギフトを受け取った人は喜びで胸がいっぱいになることでしょう。

[ FLOWER POWER ] に満ちた “味覚・感性・歓喜の世界” をどうぞ大切な人たちと一緒に分かち合ってください。

東 信（あずま まこと）
フラワーアーティスト

2002年より花屋を営み続け、現在は東京・南青山にてオートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」を構える。2005年より、こうした花屋としての活動に加え、花・植物による表現の可能性を探求し、彫刻作品ともいえる造形表現を始める。ニューヨークでの個展を皮切りに、ヨーロッパやアメリカを中心に先鋭的な作品を数多く発表するほか、2009年より実験的植物集団「東信、花樹研究所(AMKK)」を立ち上げ、世界各地の美術館やアートギャラリー、パブリックスペースなどで作品発表を重ねる。近年では人と花の接点を模索するプロジェクトも精力的に展開。独自の視点から植物の美を追求し続けている。
*東信さんによるフラワーアレンジメントは、花や植物の瞬間美を写す気鋭のボタニカル・フォトグラファー 椎木俊介（しいのき しゅんすけ）さんにより撮影されています