2024年 ピエール・エルメ・パリの新年を祝う作品 ガレット・デ・ロワ

キリスト教の暦で1 月6 日は＜エピファニー（仏：Épiphanie）＞。元来、イエス・キリストの降誕を祝う日でしたが、今では東方の三博士（メルキオール、カスパール、バルタザールの3 人の王・ロワ）が幼いイエスを礼拝するために訪問したことを祝う日とされています。

14 世紀から続くフランスの伝統菓子＜ガレット・デ・ロワ＞はこの祝いの日に食されます。元々は一種の宗教的儀式でしたが、今では皆が集まり、和気藹々とスイーツを堪能する一家団欒の伝統行事として楽しまれています。
*宗派や地域により、諸説あります

本サイトでは、ピエール・エルメ・パリ 青山お受渡し分を2023年12月1日よりご予約承ります。

※写真はイメージです。
※本商品はブティックのみの取り扱い商品です。

ガレットは、180℃に予熱したオーブンで5〜8分間温めた後、しばらく（約10分）常温においてからお召し上がりください。 **温める時間と温度はオーブンにより異なります。

Feves フェーヴ

＜ガレット・デ・ロワ＞の中にはフェーヴと呼ばれるフィギアが潜んでいます。
＜ガレット・デ・ロワ＞を切り分け、たった一つのフェーヴを当てた人は、その日１日王様、または王女様になりパートナーに王冠を被せ、幸せを分かち合うことができるのです。その幸運は１年続くとも言われています。

ピエール・エルメは今度のエピファニーに際しても、造形アーティストのジャンパオロ・パーニとのコラボレーションを続行して、彼のデザインを施した壮麗な色合いのフェーヴを作りました。
円形や長方形やアラベスクが縦横に交錯した驚くほど多様な世界地図が、テイスティングトラベルにいざないます。

2 つのうちいずれかを、王冠と一緒に＜ガレット・デ・ロワ＞に添えてご提供いたします。
※日本国内ブティックでは、フェーヴと王冠は別添でお渡しいたします。
※フェーブはお選びいただけません。

【販売期間】
2023 年12 月30 日（土）～2024 年1 月14 日（日）
＊店休日を除く
＊新型コロナウイルス等の影響により、ご提供できない場合がございます
＊予約数が販売予定数に達しましたら完売となりますのでご留意ください。

【販売場所】
ピエール・エルメ・パリ青山、他直営ブティック
＊青山以外の直営ブティックのお取り扱いについてこちらをご覧ください。

GIANPAOLO PAGNI ジャンパオロ・パーニ

1969 年イタリア・トリノ生まれ
造形アーティスト

過去の思い出や足跡に係る次元を軸にした創作に注力。個人レベルや集団レベルの来歴を明確に表現するために様々な模様や複製を用い、とりわけ、昔の教科書類や、各種の辞書や、パニーニのステッカーアルバムなどの印刷物のイメージを取り込んでいる。また、メモリーの観念へのこだわりから自分流の特別な描写法を開発するために、本格的なデッサンツールとして使えるスタンプを考案した。創作の実践内容は豊かで濃密で多様性に富み、素描、
絵画、イラスト、及び編集に加えて、ラグジュアリーブランドのエルメスなどとのコラボレーションのためのデッサンまで手掛ける。
他方、フランス国内外で個展やグループ展を定期的に催している。